のぶみの絵本が大不評!母親が「子供に読ませたくない」ワケは?

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Vlynn / Pixabay

ツイッターを見ていたら、絵本作家ののぶみさんに対する抗議のような内容のものが流れてきました。

そこにはアヤパンさんの描かれた漫画と「精神的に辛いことが続いていて、まもなくこちらのアカウントは削除します。漫画は必要な方は保存し、SNSなどご自由にお使いください」との文面も。

その漫画を読んだとき、のぶみ氏の絵本によって傷ついた子供や家族がたくさんいることを知りました。

アヤパンさんは、この絵本の対象年齢を現在の3歳から12歳に引き上げてほしいと希望しています。

今回は「のぶみの絵本が大不評!母親が「子供に読ませたくない」ワケは?」と題して、のぶみさんの絵本が母親に大不評になっていて「子供に読ませたくない」と言われていますが、その理由についてお伝えします。

のぶみの絵本が大不評!母親が「子供に読ませたくない」ワケは?

アヤパンさんの漫画を読むと、のぶみさんが本当に子供たちのことを思って絵本を作っているのか理解しがたいと思うようになります。

「ママがおばけになっちゃった」という絵本は、お母さんが突然交通事故で死んでしまい、おばけになって子供のまえに現われるストーリーです。

母親はいて当たり前の存在ではない。突然死んでしまうこともあるという恐怖を子供の心に植えつけてしまう本になっています。

これによって、子供たちが不安になったり、夜泣きが始まったり、大好きだった本が怖くて読めなくなってしまった子供もいます。

大人でも、子供の夜泣きが続くことで心身ともに疲弊したり、子供のころの辛い経験がフラッシュバックして医療ケアが必要になってしまった大人もいるということです。

のぶみ氏は「この絵本は子どもにトラウマを与えることが目的」と説明していますが、3歳くらいの子供は安心感ややすらぎの中で育まれるものだと私も思います。

「親が死んでしまうかもしれない」という恐怖は、3歳児にとってはとてつもない恐怖であることに違いありません。

さらにその他にも下品な表現や、死者を冒とくするような描写など、子供の心を育む絵本とは思えないと感じられる箇所も多くあります。

しかし、この漫画によるとのぶみ氏に直接このことを訴えても「逆ギレ」のような対応だったことがわかります。

「子供を傷つける絵本についてどう思いますか?」という質問に「あなたは僕を今傷つけていますが、それについてどう思いますか?」という答え。

きちんとした話ができない状態になっているようです。

のぶみ氏の絵本を読みたくない、避けたいと思っている人も多いのですが、一方で保育園に置いたり、読み聞かせに使ったりと推奨する人たちも一定数いるようで、避けきることが難しくなっています。

そこで、せめて対象年齢を12歳以上の読みたい人だけが読むという形にしてほしいという願いが広がっています。

 

ネットの声

この方の作品は一つとして子どもに触れさせるべきではないです。不特定多数の子どもが自由に手に取れてしまう図書館、幼稚園、保育園、学校、病院その他公共の場所に置かれていたら即時処分していただきたい。怒っています。絵本を、子どもを、命をバカにしないでいただきたい。

 

すごく不思議なのが、何故かお母さんが亡くなった後にご飯を作るのも一緒に寝るのもお婆ちゃん。
「お父さんの慣れない料理じゃなくて、お母さんのいつもの料理が食べたい」じゃダメなんでしょうか。
育児に責任感を持っていない男性が描いた絵本だと思ってしまいました。
子供の為ではなく、大人に売る為の本だと思います。

 

私は保育士ですが、例えば、保育園の避難訓練では「子どもにトラウマを与えないこと」が重要です。避難を教えることに、過度の「恐怖」「おどし」は必要ありません。
作者は「この絵本は子どもにトラウマを与えることが目的」と説明しています。とんでもないことだと思います。
大人の娯楽と子ども向け絵本とは異なるものです。「感動商売」に子どもを巻き込まないでください。

 

多くの人たちが、この絵本に対して嫌悪感を持ったり、怒っています。

一番影響を受けるのが幼い子供たちなので、心を育む材料となる絵本はやはり慎重に選びたいですね。

サク
サク
幼いころの絵本はずっと記憶に残るよね。

のぶみの絵本が大不評!のまとめ

絵本作家のぶみさんの絵本がお母さんたちに不評で「子供には読ませたくない」とコメントされています。

「ママがおばけになっちゃった!」は4歳の男の子のお母さんが交通事故で亡くなり、おばけになって男の子の前に現れる話です。

この絵本により、母親はいつか死んでしまう、それが突然起こるかもしれないという不安を子供たちが持つようになり、夜泣きやストレスを感じるようになった例がたくさんあります。

のぶみさんの本には、人の死を軽く扱っている、また下品な表現や死者を冒とくするような表現も見られ、幼い子供たちには見せたくないと感じてしまいます。

この絵本の対象年齢を現在の3歳から12歳に引き上げてほしいという要望があり、多くの人もそれを希望しています。

せめて、読むか読まないかを自分で選択できるようにしてほしいということです。のぶみさんの絵本に対する批判的なコメントはとても多くなっているので、動きがあるのではと思います。

今回は「のぶみの絵本が大不評!母親が「子供に読ませたくない」ワケは?」と題して、絵本作家ののぶみさんの絵本が多くのお母さんたちから大不評で「子供に読ませたくない」とコメントされている理由についてお伝えしました。

 

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