HSPとは、Highiy Sensitive Person(ハイリ―・センシティブ・パーソン)といい、「とても繊細な人」という意味です。
じつは5人にひとりはHSPだと言われていて、その人の気質のことを表しています。
気を使いすぎる繊細な人って生きづらいのではないかと気になりました。
最近、芸能人の田村淳さんもHSPであると公言しました。
今回は「HSPは生きづらい?5人に1人は繊細さんで田村淳もそのひとり」と題して、HSPという繊細な気質の人は生きづらくないのか?5人に1人の割合でこの気質をもってるけど、そのひとり田村淳さんはどう工夫しているのかなどをお伝えします。
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HSPは生きづらい?5人に1人は繊細さん
HSPの人は生きづらいのでは?と思いますが、気質なので人それぞれ。
こんな気質の人はこう考えればいい、という本も出ていますので対処法を覚えてコツをつかんでいけば大丈夫。
HSPが世に知られるきっかけになった話題の本に「繊細さんの本」というものがあります。
「まわりに機嫌悪い人がいるだけで緊張する」「相手が気を悪すると思うと断れない」「疲れやすく、ストレスが体調に出やすい」「細かいところまで気づいてしまい、仕事に時間がかかる」といった繊細さんに、もっと生きやすくなるアドバイスをしている本です。
気になる人が多かったようで、本は40万部を突破する勢いで売れています。
この繊細さんのことを英語で、HSP(Highiy Sensitive Person(ハイリ―・センシティブ・パーソン)といいます。直訳すると「とても敏感な人」。
1990年代のはじめに繊細な人について研究していたエレイン・アーロン博士によって付けられた「人の気質」を表す名称です。
HSPの特徴としては
- 自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
- 他人の気分に左右される
- 痛みにとても敏感である
- 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
- カフェインに敏感に反応する
- 明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
- 豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい
- 騒音に悩まされやすい
- 美術や音楽に深く心動かされる
- とても良心的である
- すぐにびっくりする(仰天する)
- 短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
- 人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく
(たとえば電灯の明るさを調節する、席を替えるなど) - 一度にたくさんのことを頼まれるがイヤだ
- ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける
- 暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
- あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる
- 空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
- 生活に変化があると混乱する
- デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
- 動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
- 仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
- 子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」 とか 「内気だ」 と思っていた
引用:「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ」
このなかで12個以上当てはまる、あるいは数は少ないけどその度合いがとても強い場合はHSPの気質があると判断できるそうです。
あるあるな気がする。
全体的なイメージですが「温厚でいい人」が当てはまりそうですね。
日本人にはとくに多いのではないかという気がします。5人に1人というのもうなずけます。
繊細で人の気持ちによく気がつくという気質は良い面もたくさんありますよね。
本人はもっと神経が図太ければよかったのに、と思うこともあるかもしれませんが、繊細な人がいてくれることはとってもありがたい。
HSPについて知識を得て、理解することで生きづらさがラクになることもありますね。
田村淳もそのひとり
今紹介していた繊細さんの本は、自分がHSPかどうかは置いておいても「世の中色んな人が色んな考えを持ってる」って事を知るのには良い本だったと思う。電車でしか本を読まないからまだ全部は読んでないけど。田村淳さんも繊細さんなんですね✨悪いことじゃないです☺️
#ワイドナショー pic.twitter.com/et4fqj8pGJ— まさみん (@Snow_masamin) September 20, 2020
ツイッターに「田村淳さんはHSPという病気だったんですね」というものがありましたが、病気ではありません。
気質だからね。
HSPにもいろんなタイプがあるようです。HSS型HSPというものがあり、田村淳さんはこれに該当すると思われます。
「HSS」(High Sensation Seeking)とは、「活動的で刺激を追い求める性質を持つ人たち」のことを指します。
HSPが外的刺激を避ける性質なのに対して、真逆の活動的で刺激を追い求める性質も持っているということです。
ざっくり言うと、気を遣う人で友達も多く社交的だと思われがちだけど、じつは内面はとっても疲れているというのがHSS型HSPの人です。
よくありそう。
田村淳さんは、自分がHSPだと理解することで自分について納得できるようになったと語っていました。
「人の握ったおにぎりが食べられない」のはHSPだからだ、など。
悪いことばかりではなく、人の気持ちを察することができるので人を喜ばせることができるなどいいところもあります。
苦しみもあるけど、前にすすみながら成功体験を増やしていくことでHSPであることを上手に活用していけるといったお話もしていました。
「繊細さを楽しもう」とも言ってました。この気質を楽しむ姿勢も大事ですね。
HSPについて詳細に調べることができるサイトがあるので、こちらを参考にしてください。
*エレイン・アーロン(Elaine Aron)博士ホームページの日本語版
http://hspjk.life.coocan.jp/HSS-Test.html
まとめ
最近話題になっているHSP、または「繊細さん」
周りのことに繊細に気づいてしまう故に疲弊したり、生きづらさを感じてしまう人たちのことです。
田村淳さんが自分がそうであると公言しましたが、ほかにも多くの芸能人が自分も当てはまると話しています。
まずは自分がHSPであることを自覚することが第一歩。そこから対処法を決めていくのがいいと思います。チェックするサイトや本が助けになります。
今回は「HSPは生きづらい?5人に1人は繊細さんで田村淳もそのひとり」と題して、HSPの人は生きづらいのか?5人にひとりはHSPで、田村淳さんもそのひとりであること、彼の対処法などを紹介しました。