JUNK HEADのパンフレット人気の理由は?中毒性のある世界観

映画
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映画「JUNK HEAD」が話題になっているのは、監督の堀貴秀氏が全編をほぼ一人で、約7年間かけて作り上げた作品だということが大きいです。

映画館でも、満席でもうチケットが買えないという状況が起きているようです。

コロナ禍で映画館の座席すべてを埋めることができない状態ではありますが、それでも徐々に人気が過熱してきています。

SNSでは「映画館に行くのはやめたけど、パンフレットはネットで買った」という声が多くありました。

どうやらパンフレットだけでも欲しいという人もたくさんいるようです。なぜ JUNK HEADのパンフレットは人気が高いのでしょうか?

今回は「JUNK HEADのパンフレット人気の理由は?中毒性のある世界観」と題して、映画「JUNK HEAD」のパンフレットが人気なのはどんな理由か?また中毒性のある世界観についてもお伝えします。

JUNK HEADのパンフレット人気の理由は?

 

映画はもちろんのこと、パンフレットも売れています。

ツイッターには「写真ですら欲しくなる世界観」「制作風景知ってたら更に面白いやつ」とのコメントが。

パンフレットの内容は、まるでアートのような世界観と、映画製作の裏側についてが記されています。

パンフレットが人気の理由は、写真集のような芸術性と、映画製作の裏側を知ることでさらにこの映画の魅力を堪能できることにあるようです。

「JUNK HEAD」のパンフレットはA4サイズで56ページ。
映画の設定やあらすじ、キャラクター紹介、セットや小物の写真、こま撮り撮影の技法や機材や人形の作り方等、製作の裏側が満載となっています。

パンフレット、売れているようです。

パンフレットは、堀貴秀監督がたちあげた会社「株式会社やみけん」が制作と販売をしています。

パンフレットの売り上げが収入源となり、次回作の資金となるそうです。

購入はこちらから可能です。

「JUNK HEAD」パンフレット-GAGA★ONLINE STORE
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株式会社やみけんのツイートがこちら。

それに答えるファンも。

サク
サク

次回作も期待♡

中毒性のある世界観

「薄気味悪い」「やや猟奇的」な作風であるにもかかわらず、どこか愛嬌があり「怖さ」と「かわいさ」を感じます。

また、アート性も感じます。堀貴秀監督は内装を本業としているときに、芸術家も目指していました。これまでの作品が株式会社やみけんのHPで見ることができますが、芸術性の高いものがたくさんあります。

怖さや芸術性だけではなく、ユーモアも盛り込んであります。

登場人物の会話は全体を通して「ごにょごにょ」としたセリフなのですが、朝のあいさつとして交わされるのは、「シャケナッツミッソー」。

朝食の定番である鮭、納豆、みそ汁をもじった造語です。ちょっと流行りそうですねw

そして、映画のあらすじは現実味を帯びた内容になっています。

「JUNK HEAD」は人類が遺伝子操作によって長寿を得たが、代償として生殖能力を失った世界が舞台です。

人間は永遠の命ともよべるほどの長寿になったものの、新種のウイルスが流行して人口が激減してしまいます。

実際に、遺伝子操作された生物は生殖能力がないものが多いですし、新種のウイルスは今現在も世界を悩ませています。

決して空想だけの世界ではないところがまた不気味ですよね。

そんな「怖さ」「不気味さ」「かわいさ」「ユーモア」「空想の世界」「現実の世界」が奇妙にシンクロしている世界観がクセになります。

JUNK HEADのパンフレット人気の理由まとめ

制作者の堀貴秀監督が、ほぼひとりで7年という歳月を費やして情熱を傾けた「JUNK HEAD」。

逆輸入という形で日本でも大ヒットの兆しです。

そして、パンフレットも人気となっています。その理由は監督独自の世界観です。

不気味で怖くてかわいくてユーモアがあり、芸術的でもあり中毒性があります。

SNSでも、どんどんファンが増えている状況なのが伝わってきます。

パンフレットの売り上げは、次回作の費用となるので続きが見たいというかたはぜひパンフレットを購入することによって貢献できるでしょう。

今回は「JUNK HEADのパンフレット人気の理由は?中毒性のある世界観」と題して、映画「JUNK HEAD」のパンフレットが人気な理由と、映画に反映された堀貴秀監督の中毒性のある世界観についてお伝えしました。

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