映画「泣く子はいねぇが」のあらすじと見どころ|ロケ地紹介も!

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映画「泣く子はいねぇが」は2020年11月20日から全国で公開されます。

主役は仲野太賀、妻の役を吉岡里帆が演じます。

子供が生まれたばかりの20代の夫婦って、いやおうなしに母親になる必要がある女性に比べて、男性のほうは父親の自覚が持てないことが多いのではないかと思います。

そんな大人になりきれない主人公を描いた、東北の地が舞台の映画です。

今回は「映画「泣く子はいねぇが」のあらすじと見どころ|ロケ地紹介も!」と題して、映画「泣く子はいねぇが」のあらすじと見どころをざっくりと。ロケ地となった秋田県の場所もご紹介していきます。

映画「泣く子はいねぇが」のあらすじと見どころ

あらすじ

秋田県・男鹿半島で暮らす、たすくに娘が誕生した。たすくが喜ぶ中、妻のことねは子どもじみていて父になる覚悟が定まらない夫に苛立ちを募らせていた。大みそかの夜、たすくは妻と「酒を飲まずに早く帰る」と約束を交わし、地元の伝統行事「ナマハゲ」に参加する。しかし、酒を断ることができずに泥酔したたすくは、溜め込んだ日頃の鬱憤を晴らすかのように「ナマハゲ」の面を付けたまま全裸で街へと走り出し、その姿がテレビで全国に放送されてしまう。ことねに愛想を尽かされ、地元にもいられなくなったたすくは逃げるように東京へと向かう。それから2年、東京にたすくの居場所はなく、たすくの中に「ことねと娘に会いたい」という思いが強くなっていく。

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見どころは、予告編の最後に出てくる文字「大人になりきれない、すべての大人たちへ。」がポイントだと思います。

永遠のテーマである「父親はいつ、親になるのか」といった問題ですね。

多くの若い母親がストレスMAXになる案件です。この映画を見て、いろんな感想を持つかもしれません。

「うちは違うわ」「本当に、まったく夫は頼りにならない!」「俺は父親としてちゃんとしてる」「僕はこれを見て反省した。」といった感想があるかもしれませんね。

ぜひ、この映画が自分の家庭へのかかわり方を顧みる機会になればいいなと思います。

サク
サク

家族と一緒に見るのがいいかも。

映画を見たかたの感想もご紹介します。

泣げぇぇぇーーーー!!!!
今にも泣き出しそうなのは自分自身だった。そして父になる — 少し遅すぎたかもしれないけど落とし前。親は子を守って回りまわって家族のつながり。泣いたのは他の誰でもない自分だった!これは俺への”お小遣い”か?んだ。とにかく役者の力、太賀のすごさ。吉岡里帆も普段のキラキラさが無くていい。安定の太賀必殺ヘラヘラごめん。安定の近年ベスト・オブ・友達役寛一郎いいよな。主人公家族のキャスティングがいい、安定の大ベテラン余貴美子さん流石っす。
秋田県出身の佐藤監督が描くなまはげ。同じく秋田県出身の”ギバちゃん”柳葉敏郎も出ており、その役が作中テレビの取材で言うことが本作のテーマをなまはげに親しみのない人にも届けていると思う(ex.『ノーカントリー』トミー・リー・ジョーンズのキャスティング?)。男性はいつ父になるのだろうか?分かりやすく誰にも等しく伝わる答えなんて無いけどきっと。他でもない、仮面の下でどれだけ泣いたってそれを見せはしない。ただ溢れ出すばかり。

 

ある試写会にて観賞。
是枝監督の秘蔵っ子、佐藤快磨監督が初の劇場映画。
率直な感想「やべぇ天才が現れた、、」
ユーモアとペーソスの教科書のようなシナリオ、細やかな演出力、音楽、カメラどれを取っても抜群に良い。
全てのキャストが光り輝いていた。
会う人会う人に薦めまくっています。
11/20に日本映画界の明るい未来が誕生する。
佐藤監督の大きな背中を押した是枝監督に感謝します。

この映画が心に刺さった人が多くいるようです。

サク
サク

佐藤監督のこれからも楽しみ!

佐藤快磨監督のこれまでの作品は「ガンバレとかうるせぇ」「歩けない僕らは」などの短編で、高い評価を受けてきました。

今回は長編劇場デビュー作となります。

ロケ地紹介も!

秋田県男鹿半島は日本海側にあります。

「泣く子はいねぇが」は是枝裕和監督率いる映像制作者集団「分福」が企画協力をして、佐藤監督の地元である秋田の男鹿市で撮影が行われました。

秋田の海で主人公が全裸で走るシーンが撮影されたのは1月だったそうで、そのシーンの前後はスタッフが暖かくなるようにサポートしてくれたようですが、全裸シーンは死を覚悟するほどの寒さだったとか。

サク
サク

1月の秋田は極寒だよ~。

男鹿半島といえばナマハゲですが、ほかにも

きれいな景色もタイミングが合えば見ることができます。

水族館もあります。

まだ新型コロナが拡大しているので遠出はしにくいですが、落ち着いたら秋田をめぐる旅も楽しそうです。

サク
サク

来年は行けるかなー。

まとめ

11月20日全国公開予定の「泣く子はいねぇが」は秋田がロケ地となっていて、父親になったものの大人になりきることができず、失敗や後悔をした結果家族と向き合っていく主人公を描いています。

情けなさを感じつつも、多くの人が自分の中にも同じような要素を見つけるのではないかと思える映画です。

ロケ地となった秋田の男鹿市はナマハゲで有名なところですが、ほかにも綺麗な景色も多々あり、行ったことがない人にはぜひ行ってみてほしいスポットとなっています。

今回は「映画「泣く子はいねぇが」のあらすじと見どころ|ロケ地紹介も!」と題して、映画「泣く子はいねぇが」のあらすじと見どころに加え、ロケ地も簡単ですがご紹介しました。

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