【メゾンカイザー社長】木村周一郎の経歴は?木村屋の長男ゆえの苦労も

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5月28日放送の「カンブリア宮殿」で不屈の経営者として紹介される木村周一郎さん。

銀座の木村屋総本店6代目社長の長男ですが、本場のフランスパンを日本に広めようと「メゾンカイザー」を立ち上げ、今では直営店は国内に22店舗、海外にも4店舗を展開しています。

御曹司と呼ばれる立場であっても、それゆえの苦労もあったようです。

今回は「【メゾンカイザー社長】木村周一郎の経歴は?木村屋の長男ゆえの苦労も」と題して、メゾンカイザー社長の木村周一郎さんの経歴と、今に至るまでの苦労のエピソードもお伝えします。

木村周一郎の経歴は?

木村周一郎さんは、1969年4月1日生まれで現在51歳。

東京都出身で、慶應技術大学豪学部法律学科を卒業しています。

銀座にある木村屋総本店の6代目社長の長男として生まれたので、幼いころから「将来はパン屋になる」と言われて育ちました。

周一郎さんもいずれは家業を継ぐつもりでいました。

大学を卒業してからは、社会勉強のために生命保険の会社に入社します。そこでは法人営業を担当しました。

1997年の27歳のころ、パン業界を変えたいと考えた父親が「もうそろそろパン業界に入らないか」と声をかけ、生命保険の会社を退社します。

まずは、父親が経営する木村屋総本店に入社するためケイアンドフーズへ入社します。

そこでは日本の職人の心構えなども学び、その後アメリカへの製パン留学を決めました。

1998年にアメリカの国立製パン研究所に行き、発酵や製パンの理論などアメリカのパンの基本を学び、卒業に至ります。

ニューヨークで製パン店での勤務を経験したのち、1999年にフランスに渡ります。

フランスでであったのがエリック・カイザーさん。

50年に一度出るか出ないかの天才パン職人と言われているかたです。

カイザーさんとの会話で、日本に帰ったらパリのパン屋さんのような店をやりたい、一緒にやろうという流れになりました。

そして2000年に、カイザーさんのパートナーとして(株)ブーランジェリーエリックカイザージャポンを設立し、フランス伝統のパンを提供する「メゾンカイザー」を日本にオープンしました。

メゾンカイザーはツイッターでも評判のいいパン屋さんです。

メゾンカイザーのパンは美味しいというツイートが多いです。

筆者は食べたことないのですが、東北では仙台にしかないんですね。今度仙台に行ったら買ってみたいと思います。

サク
サク

うー!食べてみたい!

 

木村屋の長男ゆえの苦労も

日本のパン業界を新たにしようという計画が「日本パン菓子新聞」の会長を中心に立ち上がったときに、パン作りのエリート教育をするならこの人、と名前があがったのが木村周一郎さんでした。

もともとパン作りをするつもりだったので異論はなかったそうですが、エリック・カイザー氏のもとにいたフランス修業時代には、フランス語ができないというだけでいじめられた経験もあったようです。

それを見返すためには自分の立場を相手より上にするしかない、と考え相手が週に2日休んでいたら自分は週に1日の休みにして死ぬほど努力しました。

その結果、ある時立場が逆転する時が来るのだということです。

そうやって一歩ずつステップアップしてきました。

日本での売り込みについても、周一郎さんの手法が活きました。

日本人は噛む力が弱いので柔らかいパンしか売れない、フランスパン専門店は無理だろうと言われました。そんな中で「木村屋の長男として絶対に失敗は許されない」というプレッシャーもあったようです。

従来はパン屋は待ち受け型の商売ですが、生命保険会社での経験を生かして積極的に売り込むという手法に出たのです。

「パンを売ることが一番上手だ」とカイザー氏から評価されたことが嬉しい驚きだったと語っています。

サク
サク

木村屋の長男としての責任も感じてたんですね。

 

まとめ

木村屋の御曹司でありながら、パンについてきちんと基本から学び、海外での経験もして本当においしいパンを提供してくれる木村周一郎さん。

木村さんのお店メゾンカイザーにはパン好きなたくさんのファンがついていました。

日本人にはフランスパンは受け入れられないという思い込みを見事に打ちこわしましたね。

これからもおいしいパンをどんどん作ってほしいです。

今回は「【メゾンカイザー社長】木村周一郎の経歴は?木村屋の長男ゆえの苦労も」と題して、木村屋の長男である木村周一郎さんの経歴や、長男ならではの苦労についてもお伝えしました。

 

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