NHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、オダギリジョーさん演じる錠一郎が
トランペットを吹くことができない病気になってしまいました。
話すことも、歩くことも走ることも、食べることもできるのにトランペットを吹くことができない。。。そんな病気、あるのかな?と思っていたら、ありました!
今回は、錠一郎がかかってしまった病気が現実にあるということをお伝えします。
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【カムカム】錠一郎の病気は現実にもあった!
錠一郎
「僕、もうトランペット吹かれへんねん。せやから……」るい
「はいはい、分かりました。ほんなら、うちがあんたを養のうてあげます。うちはトランペットに惚れたんやない、大月錠一郎に惚れて一緒になるんや。せやから、もう“別れる”なんて二度と言わんといて……」#カムカムエヴリバディ pic.twitter.com/iWhgnCNNHw— 絵心無男(えごころ なしお) (@kidunokansuke) January 23, 2022
なぜかトランペットを吹くときだけ症状がでてしまう錠一郎。
この病気は「職業性ジストニア」ではないかとSNS上で囁かれています。
この病気を経験したのが「カムカムエヴリバディ」の音楽を担当している金子隆博さん。
1964年3月22日生まれ。サクソフォーン奏者のほかにキーボーディスト、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、指揮者としても活動しています。
フラッシュ金子の名で、米米CLUBのホーンセクションやBIG HORNS BEEのメンバーとしても活動。
妻は米米CLUBのダンサーチーム・SUE CREAM SUEのMINAKOさん。
MINAKOさんは石井竜也さん(カールスモーキー石井さん)の妹なので、石井さんは金子隆博さんの義兄になります。
「ジャズって素敵な音楽だな」って本気で思ってもらえるように――『カムカムエヴリバディ』作曲家・金子隆博インタビュー https://t.co/vdGGTl4imE pic.twitter.com/pdSzycXOlr
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) December 8, 2021
2005年頃から、サクソフォーンを吹こうとすると筋肉が収縮したり硬くなったりし、サクソフォーンが吹けなくなってしまう「職業性ジストニア」を発症してしまいました。
2012年4月に病気を公表。
それ以降はサクソフォーンを休業し、キーボードを中心に音楽活動を続けています。
サクソフォーンは吹けなくなりましたが、音楽活動は活発にされているようで、良かったです。
🎹音楽:金子隆博🎹
明日から
NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が始まります!
ここまでに膨大な曲を書き上げ、
リハや移動の合間でもギリギリまでオンラインで確認作業をしていた金ちゃん!
いよいよここまでやってまいりました✨是非是非、ご覧ください👍#米米CLUB#フラッシュ金子#金子隆博 https://t.co/gXinRJs02u pic.twitter.com/FvO4pDjU2r
— 石井竜也&米米CLUB_t-stone (@tatuyaishii_st) October 31, 2021
職業性ジストニアとは?
錠一郎の病気ってこれか?職業性ジストニア? pic.twitter.com/Hh70ptY1YF
— 吉衛門 (@kitiemon999) January 20, 2022
音楽家や作家に多い病気です。
突然、演奏ができなくなったり、作家が作品を書けなくなったりする神経系の病気で、活動に深刻な問題を引き起こします。
現在でも完治に至る治療法はまだ見つかっていないとのことです。
発症したことのあるひとは
175RのドラマーYOSHIAKI
摩天楼オペラのドラマー悠
BURNOUT SYNDROMESのドラマー廣瀬
RADWIMPSのドラマー山口
コブクロ 小渕 (発声時頸部ジストニア)
と、ドラマーが多いようですが、歌う職業でも頸部に発症しています。
音楽家・アスリートなど身体の一部を酷使する職業を持つ人に多く発症するということです。
原因ははっきりしていないのですが、同じ動作や姿勢を反復的かつ高頻度に繰り返すことによって脳の神経になんらかの影響が生じた結果起きるといわれています。
リハビリによって症状がおさまり活動を再開できる人もいれば、その道での活動はあきらめる選択をした人もいます。
治療法が早くみつかることを願います。
【カムカム】錠一郎の病気は現実にもあった!のまとめ
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で錠一郎が発症した病気は「職業性ジストニア」ではないかとネットでは囁かれています。
カムカムの音楽を担当している金子隆博さんは、実際に職業性ジストニアを経験した人で、サクソフォーンを吹くことができなくなってしまいました。
音楽家や作家、アスリートなどに多い病気で、原因がはっきりせず治療法も見つかっていません。ただ、リハビリによって活動できるようになった人もいます。
金子隆博さんは、キーボードによって音楽活動を精力的に続けています。
でも、好きだったことができなくなるのはつらかったことでしょうね。いい治療法が早く見つかることを願います。
ドラマでは今後、錠一郎がどうなっていくのかも気になります。