遊戯王デュエルモンスターズの「海馬瀬戸」や呪術廻戦の「七海建人」などのキャラクターの声優として広く知られている津田健次郎ですが、最近では俳優やナレーターとしても広く活躍しています。また津田健次郎さんは若い頃からイケメンとしても広く知られています。本記事では津田健次郎の若い頃からの経歴や現在の活躍、プライベートについて紹介していきます。
津田健次郎のプロフィール概要
津田健次郎は1971年6月11日生まれで大阪府出身です。もともと若い頃に声優として芸能界の華々しいキャリアをスタートさせていきましたが、現在では声優に加えて俳優、ナレーター、監督、プロデュース活動など幅広い領域で活躍しています。所属する事務所は「アンドステア」で2020年度には声優アワード主演男優賞を受賞しています。津田健次郎さんの活躍の年表は下記の通りです。
年 | 主な出来事 | 注目ポイント |
1971年 | 大阪府で誕生 | 6/11生。 |
大学在学期 | 映画監督志望・演劇養成所へ | 明治大学演劇系。 |
1995年 | 『H2』野田敦役で声優デビュー | オーディション合格が転機。 |
2000年代 | 舞台・吹替・アニメ出演拡大 | 幅広い役柄。 |
2008年 | 舞台で女性役など振れ幅話題 | “美しさ”再注目要素。 |
2020年 | 主演男優賞受賞 / 結婚公表 | 第15回声優アワード。 |
現在 | 写真集・ドラマ・映画など多角的活躍 | “遅咲き”評価。 |
若い頃からイケメンだった
津田健次郎は現在では声優のみならず、本人も俳優として表舞台に出るようになり、その端正な顔立ちが注目され、イケメンだと話題になりました。津田健次郎さんは声優として有名になる前は、俳優としてのキャリアを目指しており、中学校から映画に傾倒しそのまま映画監督志望で明治大学文学部・演劇学専攻へと進学し、そのまま舞台活動に熱中していきました。そのころから津田健太郎はイケメンとして認識されていましたが、俳優としては苦労していました。津田健次郎 経歴の概要についてはこちらでもまとめられています。
転機となった声優のキャリア
津田健太郎の大きな転機となったのは、声優へキャリアに進んだことが挙げられます。もともと舞台活動をメインにしていた津田健太郎ですが、若い頃の俳優時代は生活状況が厳しくインフラが止まるほどの苦労までしています。そういった苦しい状況の中で、24歳の時にアフレコが未経験の状態で声優オーディションを受けて合格し、そこが津田健太郎にとっての大きな転機となりました。デビューは1995年のテレビアニメである「H2」の野田敦役でした。本人としてはこの時点では声優をやるとは思わなかったといわれています。
声優として大ブレーク
若い頃から声優としてのキャリアとしてスタートした津田健次郎ですが、最初の声優デビューを飾った後には遊戯王デュエルモンスターズの海馬瀬戸役やテニスの王子様の乾貞治などの役を演じたことをきっかけに大ブレークを果たしました。これらの役を演じたころから有名になり、低くて艶のある声質を含んだ強いイメージがアニメファンの中で広く認知されるようになりました。そこからは少年向けのアニメを中心継続的なレギュラー役を勝ち取り、特徴的な低音の声質が知的なキャラクターやクールなキャラクターとマッチし、唯一無二のポジションを獲得するに至りました。
ナレーターとしてのキャリア
声優として大ブレークして男性声優として確固たる地位となった津田健次郎ですが、その活躍は声優だけではありません。2020年からはNHKの連続テレビ小説「エール」でのナレーションに抜擢されたことにより、アニメファンだけではなく、アニメを見ない一般層にも広く認知されることになりました。そこから若い頃から目指していた俳優としてのキャリアにもつながるようになり、バラエティ番組にも顔を出すようになりました。
呪術廻戦の七海役でキャリアは最高潮に
声優だけはなく俳優やナレーターと幅広く活躍するようになりましたが、声優としても呪術廻戦の七海建人役などの大型タイトルの役も勝ち取り、社会人層にも刺さる大人キャラを演じることで、さらに人気を博することにもなりました。この時期にはSNSでもトレンド化することにもなり、アニメ領域以外にもメディア露出することが多くなり、そのイケメンの素顔が世間一般に広く知られるようになりました。さらにこの時期には第15回声優アワード主演男優賞を受賞し、その声優としてのポジションを決定的なものにしました。
俳優として遅咲きのキャリア開花
津田健次郎の声優以外のキャリアは他の俳優やナレーションと比べて遅咲きに当たると言えます。声優から実写への転換点はNHK連続テレビ小説「エール」のナレーションです。俳優として本格的な活動としては2021年のTBSドラマ「最愛」がそのスタートに当たります。津田健次郎は観察眼が鋭い上司という今までの声優でやっていた役のような大人の役ではありますが、ドラマ内での巧みなキャラクター変化の演じ分けが話題となりました。この「最愛」のキャリアはもともとの低音の渋い声のイメージからのブランド拡大にも繋がりました。
イケメンからイケオジへ
若い頃からイケメンとして認識されていましたが、ナレーターや俳優として広く一般に知られた現在ではイケオジとして再評価されるようになりました。津田健次郎は50歳代になった現在において写真集を販売するなど、その活躍範囲は年を重ねても健在です。また映像監督などの新たなチャレンジを行われており、その活躍はとどまることを知りません。
津田健次郎の妻や子供
津田健次郎は2020年の週刊誌の報道を受けて、InstagramなどのSNS上で本人の結婚と二人の子供がいることを公表しました。妻は一般女性で舞台俳優時代に出会っており結婚については長く非公開にされていました。その背景には生活を脅かす文書が届いたことや芸能人として私生活を見せないスタイルを志向した点があると言われています。
まとめ
津田健次郎のキャリアにおいて、若い頃はイケメンの俳優としては芽が出ない雌伏の時がありましたが、声優に転身してから大ブレーク、そしてナレーターのキャリアを経て念願の俳優としても活躍することが出来るようになりました。今後も声優や俳優のみならず幅広い活躍が期待されます。