2023年はウォルト・ディズニー・カンパニーが100周年を迎えます。そこで、100周年記念作品としてディズニー新作映画「WISH」を公開すると発表しました。ディズニーの100周年記念作品となると、どんな映画なのか期待が高まりますよね!今回は、「WISH」の公開日や現時点での最新情報をまとめました。
ディズニーの歴史
ウォルト・ディズニーが兄とともに1923年10月に設立したディズニー・ブラザーズ・カートゥーン・スタジオ。それが後にウォルト・ディズニー・カンパニーとなりました。ミッキーマウスのスクリーンデビュー作「蒸気船ウィリー」をはじめ、世界初のフルカラー長編アニメ「白雪姫」など、多くの作品が今も世界中で愛されています。その数は、今回の「WISH」で62作品目となります。
「WISH」
「WISH」は、ディズニー映画100周年記念作品として発表されました。
イベントで上映された映像では、髪や服の動きなど、伝統的なアニメーションを新たに描いている様子がありました。これは、創業者であるウォルト・ディズニーがインスピレーションを受けた美術を、今のテクノロジーを駆使して表現しているそうです。「WISH」は2Dのような質感の映像のミュージカルの作品であり、原点回帰と最新の技術を駆使したディズニー100周年記念作品にふさわしい作風となっています。
「WISH」公開日は?
全米では2023年11月22日に公開予定となっています。現時点では日本での公開は2023年冬と発表されていますが、詳しい日程はまだ発表されていません。(2023年2月現在)
「WISH」あらすじ
長きにわたり、ディズニー作品が描き続けてきた「願いの力」をテーマとして描く、100年の歴史の集大成とも言える作品となっています。これまでのディズニー作品の主人公たちは強く願う力で道を切り開いてきましたが、本作はそんなどの作品の世界より前から存在するファンタジーの世界、どんな願いも叶うと言われている「ロサス王国」が舞台となっています。主人公となるヒロインは前向きで明るい17歳のアーシャ。リーダーの素質を持ち、王国の人々を大切に思っています。ある出来事によって王国に隠された秘密を知ってしまったアーシャが恐ろしい敵と対峙し、立ち上がることを決心していく物語です。
解禁されたファーストルックでは、ヒロインのアーシャと相棒となるヤギのヴァレンティノが木に座り、無数の「願い星」が輝く夜空に包まれた王国を、愛おしむように見つめている姿が描かれています。
「WISH」スタッフ
- 監督:クリス・バック「アナと雪の女王」・「アナと雪の女王2」、ファウン・ヴィーラスンソーン「アナと雪の女王」・「ズートピア」
- 脚本:ジェニファー・リー「アナと雪の女王」・「アナと雪の女王2」
- 音楽:ジュリア・マイケルズ「シュガー・ラッシュ:オンライン」
- 製作:ピーター・デル・ヴェッコ「アナと雪の女王」・「アナと雪の女王2」、フアン・パブロ・レイジェス「アナと雪の女王2」・「ミラベルと魔法だらけの家」
- 声の出演:アリアナ・デボーズ(アーシャ役)
100周年を記念する本作について監督のクリスは、
ウォルト・ディズニー・アニメーションの100周年を祝福する映画を作ることができるなんて、本当に特別なことなんだ。この映画はとても独創的。独創的な音楽にキャラクター、そしてストーリー。でも、ウォルト・ディズニー・アニメーションの伝統はしっかり受け継いでいる。ウォルトが世界にもたらしたものや、いかにして僕たちがウォルトにインスパイアされてストーリーテラーになったかという点でね。
とウォルトへの敬意を込めて制作したそうです。
また、ファウン氏は100周年を飾るタイトルでもある「WISH」(願い)について
私たちはキャラクターが星に願いをかけるところが大好きなの。私たちは、あれは何なんだろう?と深く考えたのよ。星に願いをかけるというのはどこから来たのだろう?夢を追うというのはどういう意味なのだろう?ってね。
と、本作がこれまでの長いディズニー・アニメーションの歴史から着想を得たことを明かした。
まとめ
「WISH」はディズニー100周年記念作品ということで、歴史に残る作品に仕上がっているようですね!長い歴史の100年という節目にどんな作品が公開されるのか、とても楽しみです。主人公たちの「願いの力」に勇気をもらえそうですね!そして、これからもどんな作品が公開されるのか注目です。