子どもがいると、スーパーでついつい見てしまうお菓子コーナー。目移りしてしまうほど豊富な種類があって、選ぶのも楽しいですよね！しかし、中にはアルコールが含まれたお菓子が紛れていることがあります。うっかり子どもが口にしてしまい、体調不良を起こしたというケースも少なくないのです。そして、ウイスキーボンボンなどの有名どころではなくても、身近にアルコールの入ったお菓子はたくさん転がっているんですよ。今日は、お酒が含まれている意外なお菓子をまとめてみました。子どものおやつを選ぶ際には、入念にパッケージをチェックするようにしてくださいね！
買うとき気を付けて！アルコール含有のお菓子
パウンドケーキ
パウンドケーキなどの洋菓子は、洋酒で味付けされることの多いお菓子です。ブランデーが生地に染み込んでいるものもあるので、食べるとかなりお酒の味がしますし、小さな子どもの身体にはお酒が回ってしまいやすいですよね。パウンドケーキに使われるアルコールは”香り”を楽しむ目的なので、通常よりも高濃度になっていることが多いんですよ。
ラムレーズン
ラムレーズンは、ケーキやクッキー、アイスクリームなど、身近なお菓子に含まれていることが多いですよね。干しブドウの感覚で口にしてしまうと、かなり強いアルコールがまわってしまいますから、子どもには絶対に食べさせてはいけない類のお菓子です。ラムレーズンに含まれるアルコールは、なんと40~50度といわれているんです。加熱すればいくらかアルコールは飛ぶといわれていますが、ラムレーズンに関しては避けるのが無難でしょう。
プリン
プリンの中にも、まれに洋酒で味付けされている大人向けの商品があります。ミルクプリンや焼きプリンなど、その種類も豊富なプリンは、子ども向けに長く愛されているプッチンプリンなどの商品を選べば間違いないでしょう。
チョコレート
メルティキッスやバッカスなど、洋酒で香りづけされているチョコレートも多く出回っています。スーパーなどで手軽に買えてしまうので、注意が必要ですね。パッケージの表面に大きく「洋酒」などと表記がありますので、子どものおやつ用に買う際にはよくチェックしましょう。
フルーツゼリー
よく、お中元の箱に詰められているキレイな彩りのゼリー。贈答用として作られているゼリーは洋酒で味付けされているものが多いんです。「いただいたから食べてみよう」「デザインも可愛いから子どもが好きそう」という理由で、むやみに与えてしまうのは危険！必ず原材料をチェックしてくださいね。
ウイスキーボンボン
アルコールが入ったお菓子として一番有名なのは、ウイスキーボンボンですよね。ウイスキーボンボンは、大人でも食べたら運転を控えるべきお菓子として知られているため、子どもには絶対にNGです！大人であっても、何個も食べると普通の飲酒と変わらない状態になるほどなんですよ。ウイスキーということで、アルコール濃度もかなり高くなっているウイスキーボンボンなので、パッケージには必ずアルコール含有の旨が記載されています。アルコール1%以下であれば、子どもの身体には無害といわれていますが、発達段階の大事な身体にアルコールを入れたくはないですよね。大人になってから、一緒に楽しむお菓子として取っておきましょう！
まとめ
意外と、アルコールが使われている可能性の高いお菓子が出回っていることが分かりましたね。子どもだけではなく、アルコールにあまり強くない大人の方も、うっかり口にしてしまわないよう注意してくださいね。アルコールが使われているお菓子は香り高く、高級感あふれる風味がちょっと大人の味。中高生の頃は、アルコール入りのお菓子に憧れた人もいるかもしれません。二十歳になり、いきなりお酒を飲むことに抵抗がある人も、アルコール入りのお菓子から始めるというケースもあるそうですよ。健康に気を付けながら、たしなむ程度に楽しみましょう！
