岩手で活動している鎌田紀子さんの作品は、一度見たら忘れられない強烈なインパクトを持っています。
「のんちゃん」と呼ばれる人形は、一見すると妖怪のよう。
見た人は最初は怖いと思いますが、やがてその魅力に惹きこまれていきます。
今回は、キモかわいいと呼ばれる鎌田紀子さんの人形と、それを見たかたの反応も一緒にご紹介します。
[affi id=2]
鎌田紀子の人形はキモかわいい?
アート@つちざわ の思い出(いるのかも)鎌田紀子氏 pic.twitter.com/5IJW34IgIM
— ◻︎⚪︎△ (@lelucane___) November 1, 2014
鎌田紀子さんの人形は「キモかわいい」「コワかわいい」と表現されます。
私も、最初見たときはギョッとしました。
でも、いろんな大きさの不気味な人形は、なぜか見てるうちに親しみを感じてくるので不思議です。
ちょっと不気味だけど惹きこまれるというのは「不思議の国のアリス」や「ムーミン」などにも共通しているのではと思いました。
スパイスの効いたおとぎ話みたいで魅力を感じます。
岩手在住「のんちゃん」の魅力を紹介
猪苗代にある、はじまりの美術館へ
行ってきました( ̄o ̄)o
いいわぁ。こういうの好き
鎌田紀子さんの作品
「かお」をsnowでパシャリしたら、
反応して驚いた。
魂だね。リアルだった。
もう1度行きたいなぁ。 pic.twitter.com/bI12G9AADG— Youさんの独り言 (@vanika_conchita) August 14, 2016
ひとのからだに興味があるという鎌田さんの作品は、目や鼻、口や歯、体の色、大きさなどが特徴です。
鎌田紀子さんの人形には名前があり、すべて「のんちゃん」。
「のんちゃん」は紀子さんのこと。
人形は分身みたいなものってことなのかなー。
鎌田紀子さんの作品の特徴は「からだの表現」にあります。
飛び出た目や、強調された歯並びはとてもリアルで、淡い色の肌は赤ちゃんのような柔らかい肌ざわりを感じさせます。
さまざまな大きさの人形が寝転がっていたり、座っていたり、ぶらさがっていたり。
ふと気づくとそこにいるって感じのディスプレイ。
まさに「鎌田紀子ワールド」です。
【オソレイズム】出展作家・鎌田紀子さん来館!!
先日、オソレイズム出展作家の鎌田紀子さんが来館されました。
鎌田さんは、人の形にに興味があり、布と綿で「存在」を作っています。… https://t.co/1xZEUNRiWb
— はじまりの美術館 (@hajimari_ac) July 23, 2016
会場に入った時は怖くて怖くて仕方なかった鎌田紀子さんの作品、慣れると次第になんだか愛しさを感じるようになって不思議。#以身伝心 pic.twitter.com/XAn9oXGkb6
— 東原ちさと (@chisart15) November 23, 2018
鎌田紀子さんとは
#はじまりの美術館 #オソレイズム #鎌田紀子
鎌田紀子さんの作品、もっと見たいなぁ。 pic.twitter.com/AyJMPDkxq5— ひづき@東京 (@akatsuki_no_uta) July 18, 2016
鎌田紀子さんは岩手在住の作家です。
【鎌田紀子 経歴】
- 1971年 青森県上北郡おいらせ町生まれ 盛岡市在住
- 1994年 岩手大学教育学部専攻科美術専攻 終了
- 2005年 岩手県美術選奨
- 2007年 街かど美術館 アート@つちざわ(土澤)advance
土澤商店街/花巻市東和町 - 2009年 N.E.blood21 出展 リアスアーク美術館/気仙沼市
- 2013年 「日本の妖怪を追え!」出展 横須賀美術館/横須賀市
- 2014年 「鎌田紀子ワールドへようこそ展」石神の丘美術館
個展 ギャラリー川船/東京都銀座 - 2016年 「オソレイズム」はじまりの美術館/福島県猪苗代町
- 2018年 「以“身”伝心からだから、はじめてみる」出展
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA/滋賀県近江八幡 - 2020年 「時空をつなぐ現代アート展」出展/盛岡市
鎌田紀子さんは、1971年生まれで今年51歳。
結婚しているか、お子さんはいるのかなどプライベートの情報はありませんでした。
着実にファンが増えてる「鎌田紀子ワールド」
日本全国や世界でどんどん有名になっていく予感がします!
まとめ
岩手県在住の芸術家、鎌田紀子さんの作品は「コワかわいい」「キモかわいい」と表現されるインパクトのある人形が中心です。
のんちゃんと呼ばれる人形は、目、鼻、口が強調されていて、髪の毛はなく、体の形もちょっと変わっています。
ひと目みたときから強烈なインパクトを与え、記憶に残ります。
ファンも増えてきていて、これからの活動も楽しみです。