懐かしい!15年前に話題沸騰「力士シール」って何?現在はグッズも

懐かしい!15年前に話題沸騰「力士シール」って何?現在はグッズも

2008年頃から話題になった「力士シール」、皆さんは覚えているでしょうか。銀座や神楽坂をはじめとした都内各所に貼られ話題になりました。今回はそんな「力士シール」について調べてみました。

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力士シールとは

「力士シール」は別名「すもうシール」とも呼ばれています。2008年の春頃から街頭に貼られたシールの一種で、銀座や神楽坂をはじめとした都内各所に貼られ、報告が寄せられていたようです。相撲取りのような顔が2つ重なって見えることから、通称「力士シール」と呼ばれるようになり、ネット上で話題になりました。その奇妙な外見から、ネットでは検索してはいけない言葉としても扱われていたようです。

力士シールの特徴

力士シールの特徴は、力士に似た太目の顔が2つつながった構図が印象的なシールで、すべて同じではなく微妙にデザインが異なっているのも特徴とされています。大きさも一定でなく、5〜20センチくらいの範囲で多数目撃されていました。デザインの特徴や作風からグラフィティライター「QP(Querencia Peligrosa)」氏の作品だという説が出ていましたが、誰がどのような目的で東京の街角に貼っているのかは不明のまま話題は消え去りました。

力士シールの作者

力士シールの作者については、長い間謎とされていましたが、現在では原作者はほぼ確定されたそうです。それはグラフィティアーティスト「阿満都゛」さん、話題となった力士シールはアマンド作の「弐面開途心阿多福(じめんかいとしんおたふく)」という作品だそうで、大まかに2種類が存在するとのこと。実は力士ではなく、おたふくだったということでした。

ゲームにも影響?

力士シールについて調べていると「CHAOS;CHILD」というゲームが引っかかります。どのような関係があるのか調べると、CHAOS;CHILDは、同社が展開する「科学アドベンチャーシリーズ」の第4弾で、力士シールはゲームの中に登場する謎のシールで力士のような顔が描かれており、事件が起こった場所に必ず貼られているというCHAOS;CHILDを象徴するアイテムの1つになっています。

現在では力士シールのグッズも登場

2024年の1月現在となった今では、オークションサイトを検索すると多くの力士シールがヒットします。先ほど紹介した「CHAOS;CHILD」の影響もあるのかもしれませんが、2015年に東京・秋葉原のゲーマーズ秋葉原本店で開催された「CHAOS;CHILD」のイベントで配られたものもありそうでした。興味がある方は一度検索してみてはいかがでしょうか。

まとめ

登場して話題となった当初は気持ち悪がられ、奇妙な外見からネットでは検索してはいけない言葉としても扱われた時期もある力士シールですが、現在ではマニアが欲しがるアイテムになっています。話題になった頃は人気がなくても、時間が経てばレアな一品になってしまうと、世の中は本当にどうなるかわからないものです。当時力士シールをもらって捨てるに捨てれなかった方は、押し入れを探してみてオークションやフリマアプリに出品してみてはいかがでしょうか。

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