2014年3月の初回から最終回まで平均視聴率が22.6％を記録した朝ドラ「花子とアン」。ヒロインの吉高由里子さんを始め、豪華キャストが集結したことで話題になりました。今回はそんな「花子とアン」のキャストや相関図、あらすじを紹介していきます。
「花子とアン」キャストや相関図は？
出演者が豪華すぎると話題になった「花子とアン」の主要キャスト陣を紹介していきます。
安東はな(演：吉高由里子)
安東家の長女として誕生したはなは、貧しい生活の中でも、幼い頃から想像力豊かな少女として育ちます。10歳の時、教育熱心な父の勧めで東京の修和女学校に給費生として編入。ミッションスクールの校風や外国人教師の英語に戸惑いながらも、英米文学に親しみ、卒業後教師になり故郷で戻るものの、雑誌に投稿した小説が認められ、やがて翻訳家・村岡花子として「赤毛のアン」を日本の読者に届けます。
安東吉平(演：伊原剛志)
はなの父で、甲府特産の生糸を東京へ売りに行き、代わりに日用品を買い付けて甲府で売る行商人をしている吉平は、1年の半分は家を空けている上に、行動がとっぴで気まぐれなため、妻や義父から呆れられている存在です。
はなの才能に早くから気づき、子供たちの誰よりも目をかけます。やがてきちんとした教育を受けさせるべく、東京の女学校に進学させ、自らは津京で社会運動家の公演を聞いて共感し、その支援活動にのめりこんでいきます。
安東ふじ(演：室井滋)
はなの母で、行商中に倒れて吉平を助けたことから知り合い、父の反対を押し切って結婚したふじは、いつまでたっても父と夫の仲が悪く、心を痛めています。4人の子供たちを平等に愛し、いつも優しく見守っている存在です。吉平がはな以外の子供にも愛情を注いでくれたらと願いながら、はなの気持ちを知ってからは女学校へ行くように背中を押します。
村岡英治(演：鈴木亮平)
村岡印刷社長の息子で、向学館の学術書編集部に出入りしている村岡は、編集部でアルバイトをしていたはなと知り合います。はなの翻訳を素敵な文章と称賛するのでした。翻訳原稿を焼失した際には、はなに助けてもらい、そのお礼に英英辞典をプレゼントします。出会った当初既婚者でしたが、はなと知り合ったことで後にはなと結婚することになるのでした。
葉山蓮子(演：仲間由紀恵)
葉山伯爵の妹である蓮子は、15歳で結婚しましたが、結婚生活に耐えかねて実家に戻り、体面を重んじる家族にうとまれています。修和女学校に23歳で編入し、はなとは同級生ですが、蓮子の8歳年上で、ただならぬ気品とオーラを放ち注目を集めますが、教師に対しても高飛車な態度で、周囲を圧倒しています。
はなに滋養の薬と言ってワインを飲ませたことで、はなの退学話に発展した際も、最初は無関係だとシラ切りますが、最後は真実を話し、はなと次第に心を通わせ、親友になっていきます。
「花子とアン」あらすじは？
太平洋戦争下、50代の花子はいつ来るか分からない空襲におびえつつ、カナダの女性作家・モンゴメリの小説「アン・オブ・グリン・ゲイブルズ」の翻訳に打ち込んでいました。必死で翻訳を続けるうち、花子はいつしか主人公のアンに、自分の歩んできた人生を重ねるようになっていきます。
「赤毛のアン」翻訳者である村岡花子の明治・大正・昭和にわたる、波乱万丈の半生を描いた物語です。山梨の貧しい家に生まれ、東京の叙が校で英語を学び、故郷での教師生活を経て翻訳家の道へ進んだヒロイン・花子。震災や戦争を乗り越え、子供たちに夢と希望を送り届けていきます。
最後に
今回は、朝ドラ「花子とアン」のキャストや相関図、あらすじについて紹介してきました。本作出演後ブレイクした俳優が多数出演し、貴重な作品となっています。朝ドラ出演をきっかけにブレイクする俳優は多いので、俳優に注目しながら楽しんでみてくださいね。
