2024年に、20年ぶりにお札のデザインが新しくなります。
新しいお札には、千円札に「北里柴三郎」、五千円札に「津田梅子」、一万円札に「渋沢栄一」が描かれます。
新しいお札のデザインが発表されると、SNSでは「ダサい」「数字のフォントがでかすぎる」「品がない」などと不評の声があがりました。
それと同時に「お札のデザインって誰がしているの?」という声もありました。
お札のデザインはいったい誰がしているのでしょうか?気になったので調べてみました。
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お札デザインがダサいw誰が作った?
1万円札もダサいんだが、それ以外のお札も話にならんなこれ。 https://t.co/1gG4hdGdUD pic.twitter.com/vBPucUOCbL
— たざきしあん (@westinghouse565) September 1, 2021
お札をデザインしているのは、工芸官といわれる職業の人々です。
国立印刷局に勤務する国家公務員として働いていて、紙幣や切手、収入印紙、国債などのデザインを行います。
紙幣を作る場合は、だいたい30名ほどの工芸官が関わりますが、今回の紙幣については10名だったことがわかりました。
新紙幣デザイン決定の舞台裏 専門の工芸官は約10人(19/04/09) https://t.co/vfJyXXdm5o pic.twitter.com/pdkYfBNoqP
— 今知りたい119 (@imasiritai119) April 9, 2019
元になる原図を筆と絵具で描き、その後原版を彫刻するなどの精密な作業をそれぞれの専門の職員が担当します。
原版は、銅板の上に線と点だけで彫られ、完成までに半年以上かかります。
ひとつの作業に専心する能力や、正確さ、粘り強さが求められる職業で、常に質の高い技術を保持するために、普段から名画の複製画を彫るといった訓練もしています。
日本紙幣にある福沢諭吉や野口英世などの精密な肖像画は財務省印刷局に勉める国家公務員によって描かれています。ただの公務員ではなく専門に雇われた工芸官と呼ばれる人たちです。日本の紙幣は世界に誇れる偽造防止技術を持っているのです。 pic.twitter.com/3jIUcNOpXU
— 勉三 (@benchan_2020) June 10, 2020
工芸官はとても高い技術を持ち、お札を隅々まで拡大してみると、とても緻密な作業をしていることがわかります。
それなのに、今回発表になった新札がダサいといわれる理由は何でしょう?
新札の評価・評判とネットの反応
新札のデザインが発表されると、SNSではこんな反応が見られました。
新札、海外の紙幣感ある pic.twitter.com/K6M66IVZAT
— 武(マーサージ師)田 (@takedatarow) September 1, 2021
新札、あえて少しダサいデザインにする事で、「持っていたくない」という潜在意識を埋め込ませる事で、結果的に経済が回るというデザインなのか…???????
— こはと は PS5が ほしい! ▼ (@kowato_poppo) September 2, 2021
新一万円札ダサいなぁと思ったけど並べてみると新札全部並べてみるとそうでもないな。新千円札のウラ面結構いい。
けれど新一万円札のウラ面だけは建物とデカフォントが全然合ってないと感じるんだよな〜。 pic.twitter.com/kx28PQV6gQ
— yosu64 (@yosu64) September 3, 2021
そのほかにもこんな意見が。
ということで、これまでの日本らしいデザインではなくなり、グローバルスタンダードなデザインになったことで残念だという声が多くありました。
しかし、弱視の人でも判別がしやすくなったということで、やはりこのような変化は必要になってきているようです。
新札が出たときは、これまでも毎回ダサいと言われてきたけれど、そのうち慣れてくるものだという意見もありました。
キャッシュレス化も進んでいるので、お札のデザインにはあまりこだわらなくてもいいのかもしれませんね。
個人的には、昔のお札は芸術品のような美しさだと思っていますが。
やっぱり、昔のお札には品があったな~と思ってしまいます。。
お札デザインがダサいw誰が作った?のまとめ
2024年に、20年ぶりにお札のデザインが新しくなります。
新しいお札には、千円札に「北里柴三郎」、五千円札に「津田梅子」、一万円札に「渋沢栄一」が描かれます。
新しいお札のデザインが発表されると、SNSでは「ダサい」「数字のフォントがでかすぎる」「品がない」などと不評の声があがりました。
それと同時に「お札のデザインって誰がしているの?」という声もありました。
お札をデザインしているのは、国家公務員で国立印刷局に勤める工芸官という職業のひとたちです。
高度な技術と集中力、専心性が求められる仕事のようです。
今回のお札のデザインには10名が関わったことがわかりました。
また、グローバル的なデザインになったことでSNSでは「ダサい」という意見が多くみられました。
毎回お札のデザインが変わるたびに「ダサい」と言われていて、いつも徐々に慣れてくるものだという意見もあり、新札が出る度に言われることでもあるようです。
現在はますますキャッシュレスが進んでいる時代なので、余計に受け入れるのは早くなってくるのではないでしょうか。